2005-02-28 第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
一つは、イラク要人とか行政官等の招聘、さらには、周辺アラブ諸国における研修事業等をされてきているんですけれども、私は、イラクの民主化のかぎを握る憲法草案の起草作業に積極的に支援をするという観点から、少なくとも二点ぐらいできるんじゃないのかな。
一つは、イラク要人とか行政官等の招聘、さらには、周辺アラブ諸国における研修事業等をされてきているんですけれども、私は、イラクの民主化のかぎを握る憲法草案の起草作業に積極的に支援をするという観点から、少なくとも二点ぐらいできるんじゃないのかな。
そして、自衛隊派遣ではなく、イラク国民や周辺アラブ諸国が納得し、理解を示す復興支援こそ追求していくべきだと思います。総理の御決断をお聞かせください。 続いて、政府予算案についてお伺いをいたします。 政府予算案は、残念ながら、国民生活の視点が希薄だと言わざるを得ません。今、国民の多くが期待しているのは、現下のデフレ経済を好転させるための予算であります。
このイラクの戦争終結が中東和平の解決に向けて大きく一歩を踏み出すべきだというのは、私は世界共有の認識だと思いますので、その中で日本は、イラク自身に対する復興支援も大事ですけれども、イラク周辺、アラブ諸国との二国間関係のみならず、エジプトなりアラブ諸国との間でイラクの復興支援のために協力できることはないかという点についてもよく話し合っていきたいと思っております。
まず、中東諸国につきましては、対パレスチナ支援や周辺アラブ諸国と支援といった中東和平プロセス促進のための支援を積極的に行うとともに、他方、これら諸国の中には産油国から後発開発途上国まで様々な経済状況にある国々が含まれていることから、経済発展段階に応じたきめの細かい援助を実施していくことが重要と考えております。
それに加えて、パレスチナ支援を含む周辺アラブ諸国支援というものを実施しておりますし、多国間協議への建設的な参画も行っている、それに今御議論のuNDOFへの要員派遣ということもございます。 したがって、今後とも、和平のための社会的へ経済的な環境醸成というものに向けて積極的に寄与していきたいと思っております。
我々日本人には理解しがたい遠い中近東の世界を身をもって感じ、直接アラブの人々の気持ち、考え方に触れること、そして周辺アラブ諸国の考えている中東安定策を聞き出すことです。そして、平和的解決のための糸口をつかむことだと思います。 総理は、イラクと空路による道が開かれている唯一の国、ヨルダンの首都アンマンに立ち寄られましたが、イラクには行こうとなさいませんでした。
近年、特に私どもが心配をいたしておりますのは中東情勢なんでありますが、その中東情勢も、過去四次にわたる中東戦争がございましたイスラエルと周辺アラブ諸国との対立関係というものは、もちろん中東情勢の根底をなすものでありますけれども、それ以外に、最近ではイランの革命があり、今日もなお続いておりますイラン・イラク戦争がある。
私が先ほど御質問申し上げました点は、イスラエルとその周辺アラブ諸国との関係あるいはPLOとの関係等は、中東情勢の中で最も歴史的にも溝が深いプリンシプルな問題でありまするけれども、それと同じように、近年ではアフガニスタンにソ連が出てきたということ、そして、その隣のイランの政治情勢が非常に不安である、一寸先はわからぬという情勢にある。